2020年9月12日
一般社団法人千葉県冒険遊び場ネットワークは、千葉県内で冒険遊び場プレーパークを運営する団体のネットワークです。
子ども達の体験不足や子育ての孤立化が社会的な課題となっていた平成17年より、千葉県では「まっ白い広場(プレーパーク)づくりモデル事業」として、県と各団体が協働でプレーパークづくりを進めてきました。そして令和元年には遊び場は39箇所に増えてきました。一方、子ども達の育ちの現状としては、貧困、いじめなどの事件が後を絶たず、学校にも家庭にも居場所のない子ども達、「困った子」ではない、「困っている子」が増えています。
プレーパークでは、子ども達が自分で考え遊び、試行錯誤する中で自分と向き合い想いを形にし、子ども同士の関わりを深めます。親以外の地域の大人との関わりの中で心を満たし、自信を取り戻していく子ども達が多くいます。その育ちを見守る大人にとっては、子ども達が自分のペースで育っていくことや、遊びの持つ力に気づき、遊び場を通して地域に住む人と人がつながることを実感しています。
この多様な可能性のあるプレーパークを県内に広げ、「子どもたちにより幸せな子ども時代を」をコンセプトに、遊びあふれる千葉県を目指して、千葉県冒険遊び場ネットワークは活動しています。
子どもの遊び場、居場所づくり、子育て支援、児童健全育成、地域コミュニティ振興、またそれらの活動を行う団体の支援に関する事業を行い、社会において子どもの育ちとそれを取り巻く環境がより豊かなものになるよう活動することを目的とします。
主な事業内容としては
を行い、プレーワークの合同研修、情報交換、立ち上げ支援などを進めていきます。